2013年7月13日土曜日

【横浜市】2013年7月13日 大丸山 〜市街地に囲まれた山〜


「横浜市で一番高いところ、どこか知ってる?」

平日は開業医の先生方を訪問する営業をしていますが、

得意先の方から頂いた質問です。

横浜市って山、ありましたっけ?

最近、山を登り始めた俺への問題でした。

一番高い山を探しだして登頂、ミッションスタートです。



しかし、この便利な時代。

Google先生は何でも教えてくれます。

大丸山。担当エリアの金沢区にありました。

どうやら金沢動物園から行けるようです。

いつもは地図等準備しますが、すぐ目と鼻の先なので、荷物まとめて直行です。



金沢動物園内にある案内所で貰った地図を片手に大丸山へれっつごー


はい。直ぐ到着しました。

このまえ購入したての山時計、プロトレックを装備し、証拠写真ぱしゃり。


標高1568m。小数点消えてます。

どうやらこのエリアはハイキングエリアのようで、おじいちゃん、おばあちゃん、

私服の男の子、女の子、ちらほら。

登山靴に普段の山装備の俺、完全に浮いてました。

スニーカーで十分でしたね。


道中ではリスに遭遇。

タイワンリスだそうです。

繁殖力が強く、この辺りのリスは駆逐されてしまっただとか。



後日、先生に大丸山登頂を報告すると、

笑いながら、

「横浜市で一番高いところは大平山の尾根沿い。大丸山は二番手だな」

だそうです。

どうやら間違えたようです。

2013年7月7日日曜日

【奥多摩】2013年7月7日 鋸山、大岳山、御岳山 〜奥多摩ふたたび、体力トレーニング〜

前回の笠取山山行から一週間。

どうすれば体力が着くのか、考えていました。

山での体力、筋力は山でしか鍛えることが出来ない、

インターネットでの受け売りです。

であれば、山に行くしかない。

まだ山のことは良くわからず、地図は奥多摩しかないので、

舞い戻って来ました、奥多摩。




鋸山、大岳山、御岳山ルート図。山と高原地図をコピーしルート把握です。

奥多摩駅を降り、橋を渡ればすぐに鋸山へと続く鋸尾根を2時間登ることになりますがこれが結構キツイ。

鋸山を過ぎると一度くだり、また大岳山に登り返しです。

大岳山まで来ると、鋸山からとは違い、人が増えます。

どうやら、多くの人はロープウェイで御岳山まで登り、そこから大岳山へピストンするそうです。




最初の登りを終え、すぐに出てくる階段。2回目ということもありそれほどひるみません。

前ほどは疲れなくなったのでしょうか。


前回と同じ風景を眺め、緑が濃くなっていることに気づきます。

同じ山でも、来る時期によって表情が変わるのです。

自然ですので、四季の変化は当たり前です。

しかし、こういう小さな変化が、なぜかとても嬉しくなります。




大岳山、山頂。

周囲には結構人がいます。

このまま、前回同様、御岳山に到着。


山行ったら、酒。これも醍醐味になりつつあります。


道中、蝶を見つけました。

学生時代、自然と戯れながら蛾の研究をしていただけに、

今でも見つけるとどうしても追いかけてしまいます。

大学で生物学を通して、自然と接する機会が増えましたが、

やはり自然は良いです。

次回はもう少し先まで歩いてみるのもありなのでしょうか。

お昼には到着してますし。

体力づくりのため、毎週末山に登るのもアリですね。

2013年6月30日日曜日

【奥秩父】2013年6月29日 笠取山 〜山を通じて人と出会う〜

Prologue


とあるホームパーティに出席した時です。

山に登ることに興味を覚えてから、始めて山に興味を持つ人に出会いました。

Shuさん。

背が高く色黒で、いかにもアウトドアを楽しんでいそうな風貌の男。

初対面にも関わらず意気投合し、今度一緒に登ろう、と連絡先を交換します。

そして早速行き先が決定。

奥秩父、笠取山。


Day 0


奇遇にもShuさんも神奈川県在住ということもあり、

俺とShuさん、そしてShuさんの会社同僚Zima、夜7時に横浜駅東口にて集合します。

そしてShuさんの車に乗り込み、いざ出発。


目指すは作場平橋。ここに車を停め、テントで前泊をします。

朝に作場平橋を出発し、笠取小屋、笠取山とまわり、別のルートで作場平橋に戻ります。

同じ所に戻るのでピストンと言うらしい。

電車での日帰り山行しか知らない俺には、あたらしいアプローチです。

作場平橋に着くと既に深夜。

光を消すとそこにあるのは塗りつぶされた闇だけです。

テントを張り、皆すぐに就寝。


6月29日


雨がテントを叩く音で起こされました。

外は既に明るく、みなシュラフの中でもぞもぞしてます。



笠取山目指して出発です。まずは笠取小屋を目指します。

笠取小屋に着き、中で休もうとするとさっそく怒られる。

何も買わずに休もうとするのがマズかったみたいです。

天気、持ちそうですか?と聞いてみても

行くときは行けばいいんだよ、とぶっきらぼうに返されます。

買ってまだ使っていないレインウェアに袖を通し、山頂目指して出発です。


石碑発見。

3つ並んでいるわけではなく、三角柱の石碑をそれぞれの面を撮影したものです。

この笠取山には、分水嶺といって、富士川、多摩川、荒川の大本となっています。

それぞれの方向に富士川、多摩川、荒川と別れて川になるんですね。


雨にも降られ、水にゆかりある山行のようです。


ここまで来ると山頂までもう少し。

ガスのため見えませんが、本来ならば、この先に山頂が大きく見え、

そこに向かって真っ直ぐな登山道を見ることが出来ます。


山頂です。標高1953m。2000mまでもう少し!

まだ標高2000mを超えたことがありません。

超えるのはいつでしょうか!

そして山頂から下り、脇道を入って行くと、


水干です。

多摩川はここから始まります。

興味のある方は、是非自分の足で行ってみてください。

ここの一滴から始まると思うと、自然の雄大さ、力強さを感じられる気がします。


ガスは出てきたものの、そこまで激しく降られませんでした。

ここまで降りてくると駐車場まではもうすぐです。

駐車場に着いてからは荷物をまとめ、お腹も空いたので、ご当地グルメを探索。




そして “ワイン豚ほうとう” なるものを発見。

ワイン豚、豚にワインでも飲ませてるのかとおもいきや、

本当に飲ませて飼育するらしい。

これで肉質も変わるのだとか。味は普通のほうとうでした。

いや、山の後の食事はなんだって美味いです。





初めて、山を通じて人と出会い、人と山を歩きました。

山の魅力に少しづつ、触れている気がします。

人と歩くと、自分の体力の無さを痛感します。

奥多摩で登ったルート、結構厳しかったので、

体力につながると思っていましたが、思い込みでした。

もっと山に通って体力をつけなければなりません。

2013年5月4日土曜日

【奥多摩】2013年5月4日 鋸山、大岳山、御岳山 〜初めてのやまのぼり〜

俺が山を始めたきっかけは、失恋です。

とあることをきっかけに、2013年の春先、結婚を考えていた彼女と別ました。

そして俺はゴールデンウィークに帰省し、山女である母に頼んだんですね

「山に連れて行ってくれ」

母が選んだ場所は奥多摩。


奥多摩駅から鋸山、大岳山、御岳山と縦走です。


尾根歩きで半日で終わる行程にせよ、
未経験者をいきなり連れて行くルートではありません笑  さすが山女です。


ヘッドランプ、雨具だけは新しく購入し、他の装備はあり合わせでいざ出発。


5時間ほどで終わる行程でしたが、いきなりの長い階段、




急な下りに登り返し、そして鎖場となかなか楽しめます。腹もたるみ、運動不足な身体にはとても堪えました。



ただ、終着点である御岳山に着いた時、なんとも言えないすがすがしさがそこにはありました。

ひたすら歩き続けるだけ、疲れるだけなのに何が楽しいんだ、と山にハマっていく母を尻目に俺は感じたものです。

しかし山頂に着いた時、仕事に追われ疲れ汚れていたものが、キレイさっぱり洗われた気分でした。

また明日から頑張ろう、当時私は相当気持ちがまいっていましたが、そう思えたのです。

山の魅力に触れた瞬間でした。こうして山に登り始めることになるのでした。




(追記 2013年6月9日)

無事、登山靴を購入。スカルパのミラージュ。

どこまで山をやり続けるかわからなかったので、どこでも行けるものにしました。

山道具はなかなかの出費ですが、最悪命に関わるので出費は惜しめません!




2013年5月3日金曜日

やまのぼりの記録 一覧

2013年------------------------------------------


2014年------------------------------------------

  • 4月19日 御岳山
  • 5月24日 金時山
  • 5月31日 箱根 神山ハイキング
  • 7月20〜21日 八ヶ岳 美濃戸口〜赤岳 縦走
  • 7月26〜27日 浄土平〜一切経山
  • 8月13〜15日 北アルプス 槍ヶ岳 表銀座縦走
  • 8月31日 北アルプス 焼岳
  • 9月6〜7日 富士山
  • 9月22日  乾徳山
  • 10月11〜12日 火打山、妙高山 槍の集い
  • 10月19日 大菩薩嶺
  • 11月2〜3日 瑞牆、金峰山
  • 11月30日 不老山
  • 12月14日 山岳連盟冬山教室① 
  • 12月30〜31日 八ヶ岳 北横岳

2015年-------------------------------------------

  • 1月17〜18日 山岳連盟冬山教室② 丹沢 三ノ塔
  • 1月25日 湘南 鷹取山
  • 2月6〜8日 山岳連盟冬山教室③ 富士山
  • 2月11日 湘南 鷹取山
  • 2月14日 湘南 鷹取山
  • 2月15日 山岳スポーツセンター クライミングコンペ
  • 2月21日 丹沢 雪訓
  • 3月1日 丹沢 尾根歩き
  • 3月7日 御岩山 岩トレ
  • 3月8日 湘南 鷹取山
  • 3月14〜15日 山岳連盟冬山教室④ 谷川岳
  • 4月5日 三ツ峠 岩トレ、マルチピッチ練習
  • 4月12日 大山
  • 4月16日 丹沢 葛葉川本谷、大音沢 沢登り
  • 4月19日 丹沢 懸垂岩 ザイルワーク、岩トレ
  • 4月25〜26日 丹沢 勘七ノ沢、モミソ沢、小草平ノ沢、セドノ沢左俣、戸沢左俣、新茅ノ沢、前大沢 沢登り
  • 4月27〜5月2日 番外編 波照間島
  • 5月2〜5日 矢筈岳
  • 5月17日 牛鍋会
  • 6月6〜7日 愛鷹山縦走
  • 6月13日 丹沢 懸垂岩、モミソ沢 マルチピッチ練習 沢登り
  • 6月14日 奥多摩 水根沢 沢登り
  • 6月20日 丹沢 懸垂岩、新茅ノ沢 マルチピッチ練習 沢登り
  • 6月28日 丹沢 滝郷沢左俣、水無川本谷 沢登り
  • 7月5日 丹沢 竜ヶ馬場 行者返しの岩探索
  • 7月25〜27日 剱岳 八ツ峰VI峰Cフェース剣稜会ルート
  • 8月8〜16日 剱岳 チンネ中央チムニールート、雄山、奥大日岳、大日岳、雷鳥平温泉宿制覇
    • Day 0, 1,2 and 3 チンネ中央チムニールート
    • Day 4 and 5 雄山、奥大日岳、大日岳
    • おまけ 雷鳥平温泉レポ
  • 9月5日 みんなの山 ブログ再開
  • 9月6日 丹沢 マスキ嵐沢 沢登り
  • 9月19〜23日 鳥海山、朝日岳、飯豊山 槍の集い再び
  • 9月26〜27日 奥秩父 釜の沢
  • 10月10〜12日 八ヶ岳
  • 冬  厳冬期八ヶ岳 雪訓



2016年------------------------------------------

  • 8月 Switzerland  Matterhorn    






2013年5月1日水曜日

やまの本、やまの映画

今までふれてきた山岳関連の映画、書籍リスト
印象に残ったもの、勉強になったもの、少しづつ増やしていきます。

【映画】

  • 運命をわけたザイル

【小説】

  • 神々の山嶺
  • 孤高の人
  • 日本百名山

【漫画】

  • 孤高の人
  • 神々の山嶺


【ドキュメンタリー】

  • アルプス登攀記 1860−69年 完訳
  • そして謎は残った 伝説の登山家マロリー発見記
  • 山の仕事、山の暮らし
  • 残された山靴
  • みんな山が大好きだった
  • いまだ下山せず!
  • 死者は還らず 山岳遭難の現実
  • ドキュメント 単独行遭難
  • ドキュメント 滑落遭難
  • ドキュメント 気象遭難
  • ドキュメント 道迷い遭難
  • ドキュメント 生還 山岳遭難からの救出

【ガイド】

  • 新詳高等地図
  • 日本登山大系
  • 山岳気象大全
  • 増補改訂新版 イラスト・クライミング