先週末、久しぶりに山に行かず、家に引き篭もった。
平日は仕事に追われながらも、週末を全て山に割くのも良いのだが、
山に時間をかけ過ぎると、それはそれで疲れてしまう。
10月10、11、12の3連休は山岳会で八ヶ岳に入り、全員分の食当から行動時のリーダー等、
体力的よりも、精神的疲労が大きかったことから、1人になる時間が欲しかった、
というのが専らの理由である。
独りで山に入っていた頃は、こんな風に感じることはまずなかったのだが、
最近、山岳会で色々と任されることが多くなり、
特に人間関係で気が滅入ることが多くなった。
チームワークの楽しさを学べた山行ではあったが、
同時に山を通して仕事以上に疲れることを覚えた。
先週半ばから、週末は何もしないことを決めていたので、
金曜日晩、仕事帰りに映画を2本レンタルし、本を2冊購入。
映画はショーン・ペンの『イントゥ・ザ・ワイルド』とノーランの『インターステラー』、
本は笹本稜平の『春を背負って』とパウロ・コエーリョの『アルケミスト』。
『イントゥ・ザ・ワイルド』は海外でヒットした同タイトルの小説を元にした映画で、
以前より気になっており、友人に薦められていたこともあったのと、
『インターステラー』は大好きな監督さんの映画。
『春を背負って』は映画がとんでもなく酷い出来だったので、
評判が良い原作は気になっていたこと、
そして『アルケミスト』はとある旅人さんのブログで紹介されており、
興味が湧いていたこと。
とりあえず読みたい本も、観たい映画も、
たんまり溜まっていたのだ。
平日の空き時間を全てボルダリングに費やし、
週末全てを山に充てたことによる良くない面だ。
結果、本も映画も良かったです。
久々に独りになる時間を持てたのが一番嬉しく、落ち着いた。
『イントゥ・ザ・ワイルド』は予想通り、凹み、考えさせられたけど、
おかげで原作も読みたくなり、読みたい本が増えた。
そして本と映画の他に、
以前より構想を練り続けていた、居間に書棚を作る計画を実行に移した。
日曜大工のようなことも好きで、作業に没頭することで何も考えなくて済む。
同時に、自分が作りたい空間を作り出すことが出来、
溜まった本を整理することも出来たので、良い週末でした。
たまには山から離れるのもいいかもしれない。
おかげで、ネットサーフィンしながら、
トム・ヨークが去年出した新盤『Tomorrow's Modern Boxes』を知ることも出来ました。
久し振りに山以外の趣味に没頭出来、大満足です。
唯一の不満は、運動不足からか、月曜朝から身体が重いこと。
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